昨今流行している新しいSNS「BeReal(ビーリアル)」。危険性があるのか、なぜ人気なのか調査しました。ここ数年で、SNSサービスの種類は豊富になりました。もはやSNS界の重鎮と化したX(旧Twitter)やInstagram、そしてInstagramから派生したスレッズや、ビジネスパーソン向けのLinkedIn(リンクトイン)など、さまざまなコミュニケーションツールがありますよね。中でもBeRealは、ほかのSNSにはない特徴を揃えた新時代のサービスです。しかし、だからこそ危険性を感じる人もいるそう。安心してBeRealを使うために、知識を持っておきましょう。
BeRealとは?
BeRealはInstagramのような画像投稿SNSアプリです。しかしInstagramと違うのは、ランダムで通知が来て通知を受けてから2分以内に現在の状態を投稿しなければならない点です。2分以内に投稿しなければならないので、飾らないよりリアルなものを投稿できると若年層から高い人気を誇っています。
BeRealの危険性は?
BeRealは、危険性があることも事実です。特に「加工ができない」「個人情報が共有される」という特徴であり落とし穴のあるSNSなので、使い方には十分注意することが重要です。具体的に、BeRealに潜む危険性について解説しますので、BeRealに登録している方は、今一度設定を見直してみてくださいね。
電話番号で検索される可能性がある
BeRealでは、電話番号を使って友達を検索することができます。この検索設定は、アカウント設定からオン・オフを切り替えることができるのですが、オンのままになっていると、あなたの電話番号を知っている人にあなたのアカウントが見える状態になります。もし、友達や同僚などにBeRealのアカウントを知られたくない場合には「自分を電話番号で検索可能」という設定をオフにしましょう。
個人情報が最長30年間保存される
BeRealの利用規約を読むと、ユーザーが投稿したコンテンツを”最長30年間使用する”権利が明記されています。悪用されることはほとんどないと信じたいですが、BeRealがあなたの投稿や顔が写った写真などを、30年もの間保管すると考えると怖いですよね。BeReal側は明言していないものの、個人の投稿や情報が広告やプロモーションなどの商業目的で使用される可能性もあるでしょう。
【参考サイト:Avast】
位置情報がシェアされる
BeRealは、投稿した際に位置情報も共有される仕様になっています。そのため、現在どこにいるのかを他人に知られてしまう可能性があるのです。また、投稿時の内容によっては映り込んだ風景が自宅や職場の近所であることが分かってしまい、プライバシーを特定される可能性もあるでしょう。投稿時の位置情報は設定画面からオフにできますので、現在地を共有したくない場合には個人で設定を変更しましょう。また、公開範囲を「友達のみ」にする方法もありますよ。
遅れた場合や撮影し直した場合に通知される
通知が来た瞬間からメイクをする時間もありませんし、写真を加工することもできません。そのため、撮影準備で2分を過ぎてしまったり、何度か撮り直して投稿したりする人がいますが、これらの行動もすべて他人に通知されてしまうのです。「遅れて投稿しました」と表示されたり、撮り直した回数が表示されたりし、リアルな姿を投稿するのに手間取ったのがバレてしまいます。
個人情報を気にせず投稿する人がいる
BeRealはいつ通知が来るかわからない上に、2分以内に撮影しなければなりません。そのため、通知が来ると急いでシャッターを押す人も。そうすると、他人が写り込んでいても気にしなかったり、学校の制服など個人が特定されるものを写したまま、急いで投稿してしまったりすることがあります。本人は「友達にのみ公開する設定だから大丈夫」と思っていても、その投稿をスクショして別のSNSに投稿する人もいますよね。「通知が来たから急いで投稿しなくちゃ」という焦りから、個人情報の扱いがずさんになってしまう可能性があるのです。
【参考サイト:All About】
BeRealが人気の理由は?
従来のSNSと違い、加工で盛ることもできなければ、投稿するタイミングを自分で決められないのがBeReal。自由も何もなく、ただ自分のプライベートや見られたくない姿を晒さなければいけないSNSですが、若者には絶大な人気を誇っています。若者たちは、Instagramのような「映える写真」から、いかにしてBeRealのコンセプトに適応するようになったのでしょうか。
「今撮られたくない」を楽しむ傾向
BeRealは、ランダムに送られる通知が届いてから2分以内に投稿しなければなりません。そのため、通知が来ると急いで撮影をする必要があるのです。ときには、散らかった部屋でゴロゴロしている瞬間もあるでしょう。そんなときは、無理に自分を映さず部屋の中や持っているものを撮ったり、部屋を映したくなければ急いで廊下に出たり、工夫を凝らして撮影に臨んでいるのだそうです。このように”ゲーム感覚”で楽しめるBeRealは、若者たちに新鮮な印象を与えています。
【参考サイト:東洋経済オンライン】
SNS疲れを感じない気軽なサービス
BeRealは、従来のSNSとは違う「盛れないSNS」です。そのため、写真映えする背景やメイク、ロケーションを選ぶ必要がなく、今あなたがいる場所から見える景色や、自分自身を撮影すればOK。この気楽さは、これまでのSNSで重視されていた「映える写真を投稿しなければならない」「いいねをたくさん貰わなければならない」というSNSの呪縛から解放される要素でもあるでしょう。自分のプライベートや素の状態を投稿するのは勇気が要りますが、友人同士でそれが日常になれば、BeRealに素の自分を投稿することに抵抗を感じなくなるのでしょう。
BeRealの基本的な使い方
BeRealの基本的な使い方は、以下の通りです。
- BeRealアプリをインストールしアカウントを登録する
- BeRealの通知を「オン」にする
- 通知が届いたら、2分以内に現在の状態を撮影する
- 公開範囲を選ぶ
- 「送る」をタップして投稿する
一般的なSNSと同じく、アプリをインストールしてアカウントを開設することから始めます。従来のSNSと違うのは、自分の好きなタイミングで投稿するのではなく、通知が来たら投稿することです。通知はランダムに送られますので、ワクワクしながら待ってみてくださいね。
まとめ
BeRealの危険性や人気の理由について調査しました。BeRealは、従来のSNSとはまったく違う魅力や機能を備えた、新時代のSNSでした。写真映えするものや加工にこだわってきた人にとっては抵抗があったり、勇気が必要だったりするでしょう。しかし、若い世代の人たちは友人と一緒にBeRealを始めたり、みんなで素の状態を投稿したりしているので、ある意味で仲間意識や親近感を感じ、楽しく続けているようです。「通知が来たから投稿しなきゃ」というゲーム感覚で楽しめるのも魅力ですが、個人情報の扱いやプライバシーには、十分に配慮しましょう!




